放射線科専攻医のたいがです。
これまで学生~初期研修期間を含めて、医学書150冊以上購入し、読んできました。
画像診断だけでも30冊以上になります。
今回は「画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン」についてレビューしていきます。
※本記事にはAmazon等のアフィリエイト広告が含まれています。
【画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン】

この本の良いところ
- 本が薄め
- 重要なポイントが絞られている
- 頭部、胸部、腹部のパートに分かれていて、全身の画像を学べる
かなり評判の良い本です。
実際かなりおすすめです。
まず、本が薄め(約180ページ)で通読しやすいと思います。
そして、ワンポイントレッスンとタイトルにあるように、
重要なポイントのみが紹介されていて、
内容がとても頭に入ってきやすいです。
また、下に書いたように、頭部~胸部~腹部のパートに分かれていて、全身の画像を学べます。
頭部:正常解剖、脳梗塞、頭部外傷、脳動脈瘤、くも膜下出血。
胸部:正常解剖、肺炎、間質性肺炎、大動脈解離。
腹部:肝胆膵、急性虫垂炎、腸閉塞、婦人科急性腹症。
急性虫垂炎の所見は、一般的に
「径6-7mm以上、壁肥厚2-3mm以上」
であったり、
総胆管の正常径は、
「8mm以下。胆摘後は10mm以下」
など細かい数値も載ってます。
僕はこの辺よくこの本を開いて確認してました(‘ω’)ノ
(注意:実際には、正常径は文献によって差があることは結構あります)
ちなみに、この本は「レジデントノート」の連載記事をまとめたものなので、
その点でも絶対いい本であることが分かりますよね。
なんといってもレジデントノートといえば研修医の王道の雑誌・教科書ですからね!
僕も研修医なりたての頃は、
「よし!!!毎月読むぞー!!!!!」
とか思ってたのになーー….(*´ω`*)(*´ω`*)(*´ω`*)
【画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン レビュー】おすすめ画像診断本~CT,MRI~ まとめ
研修医にかなりおすすめの本です。
本は薄めですが、重要な臓器・疾患についてしっかりとした内容がつまっています。
とてもやる気のある学生さんにもいいかもしれません。
もし気になってる方がいたらぜひ買って勉強してみてください!
買って絶対後悔はしないと思います。
それではまた(‘ω’)ノ
画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン②③のレビュー↓です!
特に③にはこのシリーズの総括評価を載せていますので、もしよろしければご覧ください。


学生・研修医におすすめの厳選書です!↓



コメント